エッセイ PR

本当の愛情を知るための必要悪

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気まぐれにエッセイ風な文章を書きたくなる時があります。
なんだかとても悲しくて、書かずにはいられなかったので、
未来の自分が笑っていられるように、ここに残しておきます。
書いたのはおととい(12/15)です。

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きのう、服をたくさん捨てた

数年前に買って、今もすごくお気に入りで、ただ年齢的にちょっと丈が短く感じてきて着れなくなってしまったワンピース
高校のときに先輩からゆずってもらって、それから10年以上着てもほとんどほころびの無かったヴィヴィアンのカーディガン
すごくかわいくて好きだったのに、うっかり洗濯で縮んで型崩れして一度しか着られなかったシルクのキャミソールワンピース
他にも、いろいろ

もう何年も同じ服を着続けていて
すっかり着飽きている服ばかり
なのに新しい服を買い足す決断もなかなかできなくて

その前に、私は服を持ちすぎているから
収納に収まっていない分だけでも処分してからにしようと
断捨離をし始めたのである

服か少なくなってきて、なんだかいい感じ

そう思っていたのだけど、

なんでもかんでもポイポイ捨てる非道な人間に成り下がったんじゃないだろうか
そんな気持ちに襲われてきて
慌ててこの文章をスマホのメモ帳に書き始めて
頭を整理している

モノを大切にできなくなっているのかもしれない

今着ているモコモコのベビーピンクのセーターも
千鳥格子のジョガーパンツも
もう今この瞬間に捨てていいと思うほどに
とっくに着飽きている

捨ててもいいような服を着て
今日も外に出かけているのだと思ったら
すごくすごく悲しくなってきた

きっと、買う理由が値段だったからなんだ
思い入れもなく、ただ安かったから買ったんだ
だから愛することもなくポイポイと捨てられるのだ
大切にしたいと思って手に入れたものならば
きっとこうはなるまい

お金が無いと言うのはもうやめよう
ただの浪費はもうやめよう
ケチになるということではなく
もっと大切なことのためにお金を使おう