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負けを認めざるを得ない、人生観の違い

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年下の人のことを完全にナメていた。
「私のほうが何年か多く生きてきてるんだし、人生経験値も多いに決まってる」って。

結論、圧倒的格差で年下にレベル負け。
すがすがしいほどの完敗。
ただただ虚しくて悔しくなった。
別れてから悔しくて泣いた。
私はどんなに高尚な生き物だと思っていたんだろうね。
本当になさけないよ。

このままだと年を重ねた先に待っている未来の私は「年功序列」という権力を振りかざす「年増のオバサン」
それにだけはなりたくない。
今からでもどうにか阻止したい。

年下のその人は私の人生観を否定してくることもなく、ただただ自分の考え方を話してくれた。

私の見てる世界とその人の見てる世界。
同じ東京で同じ時間を共有しているもの同士なはずなのに、その考え方が180°違う。

なんでこんなに違うんだろう。
本当に尊敬する。
その人の人生は毎日がとても楽しそうで羨ましく聞こえた。

なんでそんなに考え方が大人なの?
人間ってそこまで考えながら行動することができる生き物なの?
どんな人生を歩んできたの?

私の今の人生は、職場と家の繰り返し。
職場の仲間と、信頼できるわずかの友達と、話してLINEしてたまに電話する。
ごはん作って、Twitter書いて、ブログ書く。
PC延々サーフィンして、YouTube見て。
移動中はなるべく音楽聴くようにして、たまにスーパーに寄って買い物して、たまにわざと仕事帰りに遠回りして、新宿でウインドーショッピング。
月に1〜2冊本を読む。

行動パターンはだいたい予想できる。
接している人の数は両手で数えられるほど。

この人生観で人間をやっていると、突如直面するイレギュラーな人間に対応できなくなる。
「1ヶ月で50人の友人知人が増やせる」感覚なんてまったく予想できない。

考え方、行動パターン、時間の使い方、日々のスケジュールの組み方…。
何も予想できない。

どうやったらそんなに人に会えるの?

もちろんその人は「ただ友達が多いこと」をステータスにしてるイタイ奴ではなくて、人と人との繋がりから新たなビジネスを生み出している。
まさに楽しみながら仕事している。
きっとうまくいくに違いない。
180°反対にいる私でもわかる。

聞かせてくれる話はすべて輝かしく、聞きながら心の中で私の現状と比較していた。

勝負なんてしていなかったつもりだけど
「常に相手よりも優位に立っていたい」
そんな気持ちがベースにずっとある。
対等に接しているようで、いつも少し上から見下ろしてたんだ。

昔「知らないの?当たり前のことなのに」って周りにバカにされてきたから、それが怖くて流行りの情報は常にチェックするようになった。
何でも「聞いたことある」状態にしておきたかったし、ずっとそうやってきた。
仲間外れにされたくなかっただけだった。
すぐに調べて教えてあげられたら人の役に立った気がするから、仲良くしてもらえるんじゃないか。
そう思ってた。

それがいつのまにか人よりちょっと優位に立った気になってたんだ。

行動なんて何もしてない。
「理想の休日の過ごし方」の記事をたくさん読んで「気持ちの良い朝」に憧れてるのに、いざ休日になると昼まで寝てる。
おいしいご飯屋さんの情報は知ってるけど行かない。
もうかれこれ5年くらい「ディズニー行きたい」って言ってる。

意識高い(笑)

東京に来てスルースキルだけレベルアップした。

聞いた話の中で印象に残ったこと3つ、書き残してこのブログを終えることにします。

  1. すべての人に興味を持つ
  2. やりたい事ができたらすぐやる
  3. とにかく人に会う

仕事でも恋愛でもマインドは一緒で、どれだけ相手のことを知り、共有できるか。
テレビで見て行きたいと思ったところや食べたいと思ったものは、すぐ行ってみる。
1日3人初対面で会ったとして、1ヶ月で約100人として。1年で約1200人。

例えば人と話すのが苦手でも1200人会ったら苦手じゃなくなるのでは?

彼氏がほしいとか、結婚したいとか、言ってるだけじゃなくて1日1人でも初対面の人に会ってたら365人、365回のチャンスがあるでしょ?

ウダウダ考えて動かないうちに、どんどん年取っていくんだよ。

ということでした。
すでに聞いたことあるような話でも、身近の人に、しかも年下に言われたことでかなりの刺激になった。

いろいろな方面に対して危機感が出てきた。

ヤバイな。努力しよう。